福井淳一さん(フィリピン)が、国際認知症ケア連合主催のオンラインセミナーで、紙芝居スライド(英語バージョン)を使って認知症のお話を♬

《1人の100歩より、100人の1歩をカタチに》

きらめき認知症シスターの福井淳一さん(フィリピン)が、国際認知症ケア連合主催のオンラインセミナーで、紙芝居スライド(英語バージョン)を使って認知症のお話を♬
世界各国からの参加者はなんと約1,000人!
大事なことは世界共通…
だからこそ誰が聴いてもわかりやすく伝えていくこと、大事ですね〜
きらめいてます(^○^)
以下、福井淳一さんの投稿、原文そのまま掲載…

【匠の国、日本】
昨夜、International Federation for Dementia Care(国際認知症ケア連合)のオンラインセミナーが開催されました。


私を含めて、3人の日本人スピーカーが認知症ケアの実践や理解についてプレゼンを披露しました。常々申していることですが、日本の介護はインターナショナルな舞台でこそ輝きます。
介護現場で日々利用者さんと向き合い、細かい改善を繰り返しながら、介護技術や介護の理念を磨き上げていっている日本人介護士の皆さんを、私はリスペクトしています。
日本はやはり、『匠』の国ですね。現場でとことん技を磨き上げる。私は昔から手に職を身に付けることに興味がありましたので、介護以外にも、指圧と料理の技術を現場で磨いてきました。
指圧の現場でも、料理の現場でも、やっぱり技を突きつめていく職人はカッコいいなと憧れました。同様に介護現場でも、ケアを突きつめていく介護士や看護師はカッコいいです。
私がラッキーだったのは、最初に働いた介護の現場でプロの介護士に出会えたこと。そして、アメリカの高齢者施設で、プロの看護師に出会えたことです。素晴らしいケアの実践者に出会えたことで、介護の軸が出来ました。
いろいろな介護現場を渡り歩いてきましたので、現場によってケアの質は千差万別、現場で働く職員もさまざまであるというのは理解しています。
介護業界自体が、清濁併せ呑む、懐の深い業界ですから、いい意味で多様性豊かな人材が集まります。その中で、他の『匠』の業界と同様に、キラリと光る〝介護職人〟が日本にはたくさんいます。それが日本の強みであり、世界との違いなのです。
【介護職人】
私は約10年間介護現場で働いてきました。10年も働けば、それなりに介護の技術や知識も磨かれていきます。だからといって、私は自分のことを〝介護職人〟だったとは言えません。
最初から、世界で活躍するための手段として、介護を捉えていたからです。そのためには、兎にも角にも現場を経験しなくてはなりません。そして、広い視野をもって介護業界全体を俯瞰していく必要があると考えていました。
なので、現場で働きながらも、現場にのめり込むのではなく、冷静に現場を観察していました。自分にはとても真似できないと思える、素晴らしいケアを行っている介護士は、どこの現場にもいました。それは、資格の有無や性別、年齢に関わらずです。
私の特性として、〝介護職人〟にはなれませんが、日本の素晴らしい〝介護職人〟を世界に向けてプロデュースすることは出来るのではないかと考えるようになりました。
私にとっての日本の介護とは、介護技術や認知症ケアや便利な介護用品ではなく、それらを実践している人、つまり〝介護職人〟こそが、世界に届けるべき、日本の介護だと思っています。
【天からのメッセージ】
昨日のセミナーでは、NGUの山出さんとあおいケアの中村さんから、共に現場の素晴らしい実践例を紹介していただきました。Facebook Liveですので視聴者の様子は分かりませんが、寄せられたコメントから察するところ、好評だったと思います。
そして、きらめき学習塾の紙芝居を使った、Dementia “Digital” Kamishibai も、個人的には手ごたえを感じました。今回の実践で、いくつか改善点が見えてきましたので修正します。内容をブラッシュアップして、積極的に世界に向けて発表していこうと思います。
Kamishibai(紙芝居)を使ったプレゼンは、少なからず視聴者に刺激を与えることができましたので、これをきっかけに別の団体からもお声掛けが出てこないかと期待しています。インドあたりから来ないかな😄?
長年の夢であった、日本の介護を世界に届ける活動が、具体的に一歩踏み出すことができました。山出 貴宏 さん、中村 幸広 さんのご協力のおかげです、本当にありがとうございました!
さて、そんな素晴らしい体験をした昨夜のオンラインセミナーでしたが、オフィスからの帰り道で、おまけの物語がありました。
自宅近くの暗い小道を歩いていたところ、バイクに乗った男が突然突っ込んできて、カバンのひったくりに遭ったのです。
完全に不意を突かれましたが、ボクシングのおかげですね。瞬間的に手さげカバンを強く握ったため、男はカバンをひったくり損ねてそのまま走り去っていきました。
一瞬の出来事でしたので、しばし呆然となりました。カバンの中には、財布や携帯だけではなく、全てのデータが詰まったパソコンとバックアップ用のハードディスクが入っていました。
もしカバンをひったくられていたら、私は今まで作ってきた全てのデータを失うことになります。そのことを考えると、身の毛がよだつような体験でした。カバンが無事で本当によかったです。今後はクラウドにもちゃんと保存します。
人生とはまさに物語ですね。オンラインセミナーで世界進出に向けての手ごたえを感じ、同時に、ひったくり未遂で世界の厳しさを再確認する。
ひったくりを行った彼も生きるために必死の行為だったと思います。これだけの不況ですからね、何が起きてもおかしくありません。油断していた自分にも非がありました。
ただ、カバンが無事だったことは〝油断せずにそのまま進んでいきなさい〟という天からのメッセージだと受け取りました。
基本的に楽観主義ですので、どんなことがあってもあきらめませんよ。一歩一歩着実に前に進んでいきます。そして、日本の介護を世界に届けていきます。